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輸入乾燥具材に潜むリスクとは?佑善が未然に防ぐ「抜き打ちチェック」

2025.2.26

食品工場で異物混入が発覚したときの損害は計り知れません。生産ラインを止めざるを得なかったり、場合によっては販売済みの商品がリコール対象となったりすることもあります。特に、海外から輸入する原料は輸送中の破損や異物混入、保管中のトラブルが起こりやすく、さらに取り扱う量が多いため、問題が発生した際の損害は非常に大きなものになります。

そんな事態を未然に防ぐためには、輸入段階での抜き打ちチェックが重要です。佑善では、海外からコンテナで輸送されてきた乾燥具材の抜き打ち検査を行っています。10年以上にわたる大手メーカー様との協力で培った実績とノウハウを活かし、迅速かつ的確な検査を実施しています。

 

なぜ抜き打ちチェックが必要なのか?

輸入原料は、海外の加工工場で検品を受けていても、以下の理由で基準を満たさないケースが発生することがあります。

  • 輸送中の破損や異物混入
  • 保管中の虫の侵入や劣化
  • 現地での検品精度のばらつき

日本から輸入元の担当の方が現地で教育や機械の導入をサポートすることもありますが、帰国後に検品作業が甘くなることもあります。そのため、国内に到着した後の抜き打ち検査は、食品の安全を確保し、輸入原料が原因で発生する損害を防ぐためにも欠かせません。

トラブルを未然に防ぐ佑善の検査体制

佑善では、海外から輸送された乾燥具材の一部を抜き打ち検査し、原料の状態を素早く報告します。

  • 問題がない場合:食品工場に運ばれ、そのまま生産に使用できます。
  • 基準を満たさない場合:全数検査を行うか、その具材を使用しないという決断が求められます。

佑善は、まるで「保険屋さん」のような役割を果たし、原料の状態に関する確かな情報を提供します。これにより、食品メーカー様は迅速かつ正確な判断を下すことができます。

海外原料のチェックの流れ

佑善では、輸入原料の状態を正確に把握し、食品工場でのトラブルを防ぐために、以下の流れで検査を行っています。

  1. 船便で到着:海外からの乾燥具材がコンテナで日本に到着します。
  2. 倉庫で保管:原料はまずお客様の倉庫や外部倉庫に保管され、検査用のサンプルが準備されます。
  3. 佑善での検査:保管された原料の数%を佑善の工場で検査し、基準を満たしているか確認します。
  4. 結果に応じた対応
    OKの場合:問題がない場合、原料はそのまま食品工場へ輸送されます。
    NGの場合:基準を満たさない場合は、①全品検査を行う、②海外工場に返品する、③代替品を用意するなどの対応が必要となります。

このプロセスにより、食品工場に持ち込む前に品質問題を未然に防ぎ、トラブルが発生した際には迅速な対応を可能にしています。

抜き打ち検査の重要性とメリット

  • トラブルを未然に防ぐ:問題のある原料が工場に入る前に対応可能です。
  • スピーディーな対応:検査結果を迅速にお届けし、素早い意思決定をサポートします。
  • コスト削減:生産ラインの停止やリコールによる損害を防ぎます。
  • 大規模損害の回避:輸入原料の量が多いため、問題が発生した場合の損害を最小限に抑えます。

佑善は、食品メーカー様の信頼を守るパートナーとして、品質管理の一環としての抜き打ち検査をお手伝いします。

安全な食品生産のために佑善をお役立てください

異物混入や品質トラブルを防ぐには、輸入原料の検査の予算とスケジュールを設計段階で組み込むことが重要です。佑善では、大手メーカー様との協力を通じて蓄積した経験と最新設備を活用し、海外原料の抜き打ちチェックをお手伝いします

原料の状態を確認し、安心して生産に使用できる環境を整えるために、ぜひ佑善にご相談ください。

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