近年、国内生産では足りない食品は輸入食品に頼らざるを得ず、私たちの食卓には知らず知らずのうちに輸入食品が並んでいることは珍しくありません。おかず1つとっても、製造は国内でも素材は海外を頼っていることがほとんどです。

しかしながら、日本の「安全」基準からすれば輸入食料品の多くは当然ながら検閲はされていますが、それだけでは不十分で異物が混入していることもあります。当然ながらそれらを取り扱う企業側でも選別機をかけるなどして異物除去に務めてはいますが、日本の市場は異物混入に対し非常に厳しく見られていること、そしてSNS台頭のこの時代においてクレームの要素になることは徹底排除したいというところかと存じます。

当社での取り組みの1つには、品質工場委員会を毎月行い、産地ごとの原料の異物データベースを構築し、どの時期にどんな異物が混入していたかなどのデータを蓄積し続けています。木片、プラスチックなど、本当に様々なものが付着しています。

それらのデータは未来の選別をより高度な結果をご提供するために活用し続けられています。

創業以来、このような異物除去の業務へ徹底した対応をし続けた結果、日本一の異物除去の企業であると自負できるところまで歩んでこれたと実感しております。

グローバル社会において、国内外問わず食料は日本中、世界中を飛び回っています。仕入れでも受注でも、輸出入問わず「食の安全フィルター」として佑善をぜひご活用ください。